福島第一原発と汚染水【2020.3.11】

こんにちは。
かなり久しぶりにブログを書きます。笑

今回の内容はあくまで私の意見だということでご理解ください。
これは私自身が、外に出て見てきた事実やリサーチした内容です。

今日で東日本大震災から9年が経ちました。
大体の方はあの日、自分がどこで何をしていたか思い出せるのではないでしょうか。私は鮮明に覚えています。

私がこの内容を書くことについて、特に読んでいただきたいのは
お子さんをお持ちの方、海好きな方、学生さん、20〜30代の方、年配の方、あれ。全員だね。

去年、とある会社(団体)に提出するためのリリースか論文を書くために、福島第一原発で起こったことや現状についてリサーチをしました。


そこから見えてきたこと、、、。


みなさんがご存知の通り、地震によって福島第一原発はメルトダウンや爆発による事故により稼働停止となりました。
当時、地震によって原発は自動的に発電を停止。そのため熱くなったままの原子炉を冷ますために冷却が始まりましたが、津波によって電気設備が浸水し電源を失うことに。
その結果、異常な高温の中、原発内で化学反応が起こり水素爆発を起こします。

その原子炉を冷却するために海水などが使われました。今も100万トン以上もある使用後の処理水(汚染水)は巨大なタンクに貯められているのです。
そして過去8年間、約200トンもの汚染水を毎日ポンプで汲み出しているわけです。

この貯められた汚染水。何が問題なのか?
汚染水にはトリチウムという物質が含まれていることは聞いたことがあると思います。そして専門家は生物に対する影響は少ないと。
しかし、実はトリチウムだけではなく、有害なストロンチウムがフィルターの不具合によって混入していることがわかっています。

このストロンチウムは骨に蓄積しやすく、白血病や、血液細胞(白血球)、血小板減少にともなう免疫力低下や血液凝固への影響があると考えられています。これは特に成長期の子供に長期的に影響を及ぼすとも。

まだ完全に決定されていないけど、この汚染水を政府は海に流そうと話しているのは知っていますよね。貯水タンクに限界があるため。トリチウムにしろ海に流せば希釈されると考えられているわけ。


ここでよく考えてみたら、海はすでにマイクロプラスチックのスープと化していること、マイクロプラスチックはすでに日本の雨や空気中にも存在しています。

そしてみなさんご存知ですか?

海の中には炭素ゴミも増え続けていることを。
これは原発を稼働している際に出てくるもの。
とある日本の海水をすくって、顕微鏡で見てみるとプランクトンに炭素ゴミが吸着してしまっています。(あえて地域は言いませんが)
そうです。それを魚たちは食べているのです。


ここにさらに汚染水を流す?
隠蔽体質の日本が?
本当に安全かどうかは、専門家の間でも賛否両論あります。
海外のメディアはもっと調査をするべきだという見方をしています。
ここでは詳しく言及しませんが、政府が原発に執着する理由があるにしても、これからの地球に原発は必要ないと断言できます。
代わりの方法なら世界を見れば例はいくらでもある。と思いませんか。


私はみなさんを恐怖におとしいれたいわけではありません。
逆です。みんなで一緒に子供たち、動物や未来の海を守りたいだけです。

そして私の大好きなファッション業界の未来も。

これ以上苦しむ人を増やしてはいけないと思っています。

福島ではまだ立入禁止区域があります。まだ家族に会えていない人もいます。

この悲劇は人間による気候危機がもたらしたものではないでしょうか。

親としてできること、大人として責任を取ること。
間に合うとははっきり言えないけど、今から始める意味はあります。


私たちに何ができるか?
・環境問題を本気で考えている政治家に投票すること(一番重要)
・大人数でのデモ(みんな大人しいけど、国民が政治家に教えてあげるべき)
デモはネガティブなものではなく、みんなが幸せになるためのもの
・生活スタイルを見直す
・地域の環境活動に参加する
・署名運動に参加する


これから時代がどんどん変わっていきます。
幸せになるために、みなさん乗り遅れないように!



注)写真は福島ではありません笑