SDGsとは?

 

まず環境について考えるとき、知っておきたいのはSDGsです。これはファッション業界においても十分関係があります。

SDGsとはなんでしょう?

「あー、あれね」というところまでは、まだ浸透していない言葉ですよね。

ということで、できるだけ簡単に説明したいと思います。

 

 

 SDGsとは

  

SDGsとは『持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)』の略称。

2015年9月25日の国連総会で採択された、成果文章の「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development)」を国連に加盟している193カ国で2030年までに達成を目指すものです。

SDGsは17のゴール(目標)と169のターゲット(達成基準)から構成されています。

つまり、2030年までに全世界で抱えている深刻な問題に、国連加盟国で取り組みましょうということです。
それでは17のゴールとはいったいなんでしょう。

1. 貧困をなくそう

2. 飢餓をゼロに

3. すべての人に健康と福祉を

4. 質の高い教育をみんなに

5. ジェンダー平等を実現しよう

6. 安全な水とトイレを世界中に

7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8. 働きがいも経済成長も

9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

10. 人や国の不平等をなくそう

11. 住み続けられるまちづくりを

12. つくる責任つかう責任

13. 気候変動に具体的な対策を

14. 海の豊かさを守ろう

15. 陸の豊かさを守ろう

16. 平和と公正をすべての人に

17. パートナーシップで目標を達成しよう

この項目をさらに深く掘り下げたものが169のターゲットですが、ここでは省きますね。

これらの1〜6の項目はMDGsから継承されて作られています。

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MDGsとは

  

それではMDGsとはなんでしょう。

ちなみにMDGs(Millennium Development Goals)、ミレニアム開発目標と呼ばれています。

発展途上国の貧困、教育、健康、環境などを2015年までに改善するための目標です。こちらは8つのゴールと21つのターゲットを掲げたものです。

2000年9月にニューヨークで行われた、国際ミレニアムサミットで採択された国連ミレニアム宣言と、1990年代に開催されたサミットや国際会議で決定した主要な国際開発目標をまとめて共通事項にしたものです。
SDGsとMDGsの大きな違いは、MDGsはターゲットが発展途上国だったのに対して、SDGsは全ての国だと言うことです。しかも、対象は人間だけではなく全ての生き物です!!なんなら物も当てはまるくらいです。
17の項目を見ても、日本も先進国のはずなのにだいぶ遅れているなぁと考えちゃいます。新しく採択されたターゲットが全ての国になることは、日本に住む私たちにもいい影響を与えてくれる気がしますね。

ジェンダーのこととか公正とか、産業のこととか問題は山積みですね。でも、ひとりひとりが意識を変えて行動をすることで驚くべき変化を起こすことは可能だと思います。わくわくしますね。
私もまだまだ勉強している最中なので、勉強した内容を載せていきますね。

重要な事は、楽しく無理せず続けること!