カンファレンスで萌える

こんにちは。

先日、デンマークで行われたカンファレンスに参加してきました。これはファッションと環境に関する討論会です。とても楽しみだったので、私のワクワクはここ最近で一番に達しました。
現場で働いている人の声や自分たちが何を作り上げているのか、というのをそれぞれが自信満々に討論しているところに萌えポイントがありました。

カンファレンスに参加していて、一番会場を沸かせたのはケリング グループ(グッチ、バレンシアガ、ステラマッカートニーなどが属しているファッショングループ)CEOのフランソワ・アンリ・ピノーではないでしょうか。

長々と話していましたが、彼が言っていたことはこうです。

”自分たちが発見した技術をオープンにしていきたい”

これはサステイナブルな分野に関してです。つまり、自分たちがファッションとサステイナブル界を牽引したいと宣言しています。なので最新技術など皆さんに見せますよーということです。
今までは技術は企業秘密になっていた時代ですが、それを協力し合ってなくしていきたいということ。そうすることによって、地球を守ろうねという事です。日本の企業は隠蔽体質だと言われていますが、少しずつ変わってきているとはいえ、まだまだ努力は必要とされますね。

他にも海外のたくさんのファッションブランドが参加していました。朝9時くらいから18時くらいまで休憩時間を挟みつつ、幅広い分野で討論は繰り広げられました。これはカンファレンスのレポートではないので、あえて他の情報には触れませんが。2日間続くので最後の方は頭がいっぱいで、疲れ果てました。笑

今はどこのブランドもエコな取り組みをはじめていますね。海外から日本に来ているブランドでも把握しきれないくらい。ただ、最近一気にエコファッションが取り上げられていますが、消費者である私たちはそれを誰がどこで作っているかという事も視野に入れて欲しいのです。

サステイナブルをうたっているブランドの裏で、お金を十分にもらっていない人々がいまだにいます。日本では公表されていないこともあります。あと、休む暇もなくブランドからの要求で商品開発してるとか。などなど。これ以上書くと引かれそうだからやめますね。

地球に優しいだけではなく、ブランドに関わる全ての働いている人たちもハッピーじゃないとサステイナブルとは言えません。

ただブランド側に一方的にサステイナブルな行動を!といっても、それを始めることは全く簡単ではありません。お金もかかるし、クリアしなきゃいけない事などたくさんあるんです。時間もかかるし。そこは理解が必要です。
なのでやっている内容に対して、優しく「これはどこで作ってるの」とか聞いたらいいかもですね。(なかなか難しいけどやってみる価値はあり!)

消費者の私たちが、とりあえず安い服を買いまくって、捨てるというのはやめたいところですね。今は媒体やメディアでも洋服の使い回し方とか、サステイナブルな生活についてなどやっているので、参考にしたらいいと思います。

ちなみに私は明日着ない服は買わないようになりました。買って次の日に着ます。一回着ちゃえば、着なくなる事はとりあえずないです。(今のところ笑)

ではまた。